キャリアパス
キャリアパスの説明
■プログラマ(PG)
SEが作成した設計書を理解し、プログラム作成(プログラミング)とプログラムテストを行います。 自分では設計書を作成しなくても、もっと視野を広げて、プロジェクト全体ではどのようなことが行われるのかをできるだけ把握するよう心がけます。 自分の所属するチームの担当と役割、その中の自分の位置づけを把握し、他のチームとの関連についても、把握することが必要です。
■システムエンジニア(SE)
設計書を書く際、簡潔かつ明確に内容が把握できるように作成することが必要です。 プロジェクトの工程によって、分析、基本設計、詳細設計、プログラム設計、テスト仕様などに分割されております、工程によりフォーマットや書く内容が異なります。 プロジェクトによって、記述内容も異なりますが、全体的に決まった様式にあわせることを心がけます。 SEは自分が書いた設計書をプログラマに説明し、プログラミングをしてもらうことが多いので、曖昧な表現や誤解を招くような表現を避けるようにします。 与えられた作業だけではなく、自分の所属するチーム、他のチームとの関連についても把握します。
■チームリーダ
チームメンバーの様子に気を配り、どのような問題があるのかを把握し、解決方法を考えます。 チーム内の進捗状況を把握し、役割分担、未着手の課題を整理し、チームが円滑に運営されるようにします。 チーム内だけではなく、チーム間で抱えている問題を察知し、1人で抱えず、他のチームとも協力できるように心がけます。
■プロジェクトマネージャ
プロジェクトの運営責任者として、プロジェクトの企画、提案、すなわち、プロジェクトマネジメント実践の責任者です。 具体的には、プロジェクトの企画・提案、プロジェクトメンバーの指名、社内調整、顧客折衝、要件定義、受注、品質管理、進捗管理、コスト管理、リスク管理などを行います。 また、これらに関して、プロジェクト決裁者に説明をし、承認を得ることも重要な役割の一つです。
プロジェクトマネージャーの行うべき作業のうちのいくつかは、プロジェクトリーダーにその実施を指示し報告を受けることで、より円滑なプロジェクトマネジメントが実現します。 誰がどの範囲に責任を持ち実践するのかを決定するのもプロジェクトマネージャーの重要な仕事であり、マネジメント手腕の問われる所です。
■業務志向スペシャリスト
長年、ある特定の業務に携わり、その業務に精通し、顧客のニーズを素早くキャッチでき、業務の効率を上げるためにアドバイスや提案を行います。 システム開発担当に対して、的確に要件を伝え、顧客の要求と相違がないよう配慮することが必要です。
■技術志向スペシャリスト
技術面で優れており、システム構築をする際に、本番と開発環境における技術面の責任者です。 全ての分野にわたり、スペシャリストになることは難しく、分野ごとに分かれることが多いです。 データベース、ネットワーク、アプリケーション開発、セキュリティなどがあります。